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2014年05月30日

ハーレー 漁の安全にちなんでお魚のお話し

旧暦の5月4日は県内各地で海の安全、豊漁を祈願するハーリーが行われます。今年は新暦で6月1日の日曜日となっていて、たぶん各地大賑わいになると思われますニコニコ

先週末、南部をドライブした際に地域のハーリー祭をお知らせする横断幕を見かけた海好きの甥っ子。すかさず「連れてって!!」と強制的に約束させられました。ということで、私もこの日は南部一帯のハーレー祭りを梯子ダッシュする予定ですニコニコ

さて、ハーレーは沖縄ではお馴染みの豊漁と漁師の安全を祈願する船漕ぎ競争の行事で、県内北部・中部・南部いろいろな地域で行われますが、特に糸満ハーレーは誰もが知る有名な行事です。その由来は古く、およそ450~550年前に中国から伝来したと言われています。

さて、海の漁にちなんで今日はお魚のお話。

魚には食べるときのマナーがあります。と言っても私もきちんと理解しているわけではありませんが、一つだけ、魚を食べる時には想いを巡らすことがあります。

サンマや県魚のグルクンといった一匹丸ごとを食べるとき、片面を食べきって反対側を食べる際、魚自体を裏返すことはご法度とされています。これは魚を船と見立てて、船がひっくり返ることをイメージするからだそうです。

また、糸満などでは魚を食べたあとは「くぁっちーさびたん(ごちそうさま)」ではなく、「たりませんでした(たらじさびたん)」と言うそうです。これは漁が枯渇することなく、いつまでも豊漁でありますように・・・、足りないくらいおいしく頂きましたという想いを表現しているらしいです。

この二つ、船に見立てて漁の安全を願う、豊漁を願う、そして魚そのものへの感謝・・・。

マナーには見栄えや周りの人への配慮だけじゃなく、目の前にはいない命懸けで漁をしてくれている漁師さん、そして命を提供してくれている魚への気持ちも表現しているんですね。深い・・・。

くぇーぶーニコも魚(食)だけでなく、全てのことに「ごちそうさま」「たらじさびたん」と感謝を忘れないようにしていきたいです。



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Posted by くぇ~ぶ~’s at 13:55│Comments(0)イベント
 
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